こんにちは。女性を元気にしたい!がモットーの建築士hatakoです。
今回はRevitデータの開き方についてのお話です
いきなりダブルクリックしないで!
Revitデータを開くとき、
AutoCADのデータを開く時のように、
フォルダ上のデータをダブルクリックして開いたりしていませんか?
私がRevit講師をするときは、まずこの部分から覚えてもらうのですが、
実務で接する、まだRevitを触り始めたばかりの方は、ここが間違っている方が多い印象です
あとで、データが開かない!というトラブルを避けるためにも
まずは開き方から覚えておきましょう
データの開き方の正解とは
開き方の正解は、
まず、
①Revitを立ち上げておく(ここ重要)
②Revit画面のホームからモデル 開く→データを選択→開く
または、すでに他のデータを開いている状態なら、
ファイル→開く→プロジェクト→データを選択→開く
データのよくない開き方
良くない開き方↓↓
いきなりデータを選択してダブルクリック
(AutoCADデータを開くときにやっていたみたいに)
とか
データをRevitのアイコン上にドラッグ~で開く
とかの開き方はしないでください
どうしてダブルクリックしてはいけないか
Revitは作成された時のバージョンに厳格・・
Revit2023で作成されたデータをRevit2022では開けないし、
下位のバージョン形式にも保存できません
AutoCADの時は気軽に開けたのですが
AutoCADで自分の使っているものより上位バージョンで開こうとすると、
「より新しいバージョンのAutoCADで作成で作成されているため~」
とエラーが出て開けないからまだよかった・・
→データの送り主に「バージョンをAutoCAD2013形式で保存して送ってもらえませんか?」
とお願いする、の流れですが
Revitではそのようなことができないのです。
AutoCADで下位バージョンを開く時は特になにもすることがなかったけど
AutoCADでデータを開く時、特になにも気にせず開いていました。
下位バージョンで保存されてさえいれば、開くことができたから。
Revitで下位バージョンを開こうとすると
この場合は「モデルをアップデートしています~」のウインドウが出て
自動的にバージョンアップしたデータとして開くことになります
上位にバージョンアップされたデータは、念のため別名をつけて保存しておきましょう
バージョンアップしたデータをそのまま上書き保存してしまうと
上がったバージョンのデータになってしまいます。
下位バージョンには戻せませんから、
他の人と共有しながら作業しているならば、困ったことになってしまいます💦
アップデート&保存には注意が必要です。
まとめ
今回はデータの開き方についてお話ししました
Revitでの作業は共同作業で進めていく場合が多いので、
共同作業者に迷惑をかけないように、開き方にも注意して作業しましょう